薬剤師が転職を希望したときに考えるべきことをお伝えするよ!
こんにちは!
今回は薬剤師が転職したいときに考えるべきことについてお伝えします。
転職については新人からベテラン薬剤師まで、誰もが一度は考えることでしょう。
皆さんは今転職したいと思ってはいませんか?
転職したいと思った時に誰かに話を聞いてみたいと思ったことはありませんか?
僕は入社した直後に配属された薬局が、誰もが息をのむようなブラック店舗でした。
なので短い間に沢山の薬剤師を迎え、沢山の薬剤師を見送ってきました。
そんな中で数多くの生の転職体験記を聞いてきました。
そして自身も転職活動をしてみました。
その中で共通する事から、転職活動において考えなければいけないことを発見しました。
皆さんに共有しますのでぜひ最後まで読んでいってください。
なぜ転職したいのか
転職をしたいと思ったなら、まずは何故転職したいと思ったのかを言語化してみましょう。
転職したい理由を言語化するべき理由は主に2つあります。
自分の理想とする職場を探し出すため
転職活動における面接対策
自分の理想とする職場を探し出すため
転職を希望したのなら、必ずその自分なりの理由があるはずです。
しかし薬剤師は転職が比較的しやすいため、深く考えずに転職してしまう人がいます。
なんとなく条件が良さそうだなと感じた程度の企業だと、転職が失敗してしまう事があります。
働いてみたら何か思ってたのと違ったな。と後悔してしまうのです。
それは給与体系だったり、年間休日日数だったり、福利厚生だったり様々です。
そういったミスマッチを起こさないために、自分が転職したい理由を明確にする必要があるのです。
転職活動における面接対策
転職する際には必ず面接を行うことでしょう。
転職先もお互いのミスマッチを避けたいと思っているはずなので、必ず転職理由を聞いてきます。
その時に借り物の言葉でない自分の言葉で語るために、転職理由を言語化しておく必要があります。
本来なら元勤務先の退職理由と希望転職先の志望動機には一貫性があるはずです。
面接官は話の流れからそれらを読み取りこちらの人物像を探ろうとします。
しかしその場その場で流されながら転職活動している人には一貫性が生まれません。
皆さんも話に一貫性がない人を採用したいとは思いませんよね。
面接で苦労しないために、予め転職理由を明確にしておきましょう。
今の職場で改善できることがないか
なぜ転職したいかが明確になった時、その理由が職場に対する不満であることがあります。
(ポジティブな目的での転職ならこの項目は飛ばしてください。)
抱え込んだその不満は本当に正当なものなのか。もとは自分の責任ではないのか。
一度立ち止まって考えてみてください。今の職場で改善できる何かがあるのかもしれません。
もしも正当でない見当違いな不満を抱えているならば改めなくてはいけません。
同じ欠点を抱えたまま転職しても、同じことの繰り返しになってしまうことがあるからです。
これを機に人間として一皮むけて成長できるかもしれませんよ。
ただしどうしても辛くて我慢できないという場合は話が違います。
個人的には辛い職場から逃げることを悪とは思っていません。
転職先でゆっくり成長したっていいわけですからね。
転職先では、欠点だと思っていた事で活躍できる可能性すらあります。
そこはバランスを上手にとる必要があるのでゆっくり考えて結論を出してください。
自分にとって譲れないものは何か
転職したい理由を言語化し、さらに客観的に自身を見つめなおしました。
それで転職の意志が固まったなら、転職先に求める譲れない何かを考えましょう。
給与面だったり福利厚生だったり、人によって譲れないことは違うでしょう。
なので転職エージェントですら、あなたが何を望んでいるのかを完璧に理解することはできません。
エージェントや転職先とのミスマッチを避けるために、可能な限り具体的な条件を提示しましょう。
そしてそれは絶対に曲げてはいけません。おそらく後悔することになります。
絶対に譲れない何かと、妥協できる希望条件を2,3個用意しましょう。
希望条件を整理しながら活動していくと、あなたにマッチした職場に出会える可能性が高まります。
捨ててもいい条件を見繕っておくのもいいかもしれません。
ただし時として自分の軸がぶれてしまうことがあるので注意する必要があります。
たまには自分の軸を見つめ直す時間を設けるようにしましょう。
まとめ
今回は薬剤師が転職したいと思った時に考えるべき事についてお伝えしました。
転職で失敗する確率を下げるために考えるべきことは3つあります。
なぜ転職したいのか
今の職場で改善できることがないか
自分にとって譲れないものは何か
これら3点は必ずよく考えるようにしてください。
あなたが転職活動を成功させるための武器になってくれることでしょう。
また先ほどは注意点として、薬剤師の転職のしやすさを挙げました。
しかしそれは薬剤師として働く大きなメリットでもあります。
居心地の悪い職場や辛い職場、働く条件が悪い職場に無理やり長く務める必要はありません。
あなたを必要としてくれて、あなたが存分に活躍出来る職場は世界中に沢山あるはずです。
転職活動をするだけならタダでできます。
転職活動をするだけして、気に入らなければ転職しないという手もあります。
あなたにとって最良の決断が出来ることを祈っています。
では、今回はここまでです。皆さんお疲れさまでした。
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