【新人薬剤師の勉強】薬局薬剤師の1日の仕事

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新人薬剤師
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このページを読めば

薬局薬剤師の1日の仕事の流れが分かります!

 

こんにちは!

今回はそんな僕が薬局薬剤師の1日のスケジュールをまとめてみました。

薬局に転職や就職を考えている方は参考にしてみてください。

“それがすべてではない”というつっこみが入りそうですが、一部ということでご容赦を。

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開局作業

新人薬剤師
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1日の始まりは当然開局作業からですよね。

意外とやることが多いんですよ。

 

僕が務める会社のレセコンには、親機なるものが存在します。

親機の電源を1番最初に点けないと他の子機が正常に作動しないんです。他社もそうなのかな。

 

店舗の電気をすべてつけ、掃除をする

レセコン、一方化・散剤・水剤・軟膏混合の機械、監査システムの電源を入れる

前日の遅番からの申し送りを読む

白衣に着替えて患者さんの来局を待つ

 

これが開局準備の流れです。

 

毎朝隅々まで掃除をして、清潔な環境を患者さんへ提供することも大切な仕事です。

体調を崩して訪問した医療機関に清潔感がなければ、とてもげんなりしてしまいますよね。

 

最近の医療現場は様々な機械を導入して、効率よく医療を提供しています。

機械を温めるのに時間がかかるので、出社したら早めに電源を入れておきたいですね。

 

早番の人は、前日の遅番からの申し送りをしっかり受け取っておく必要があります。

前日に何らかのトラブルがあった場合、知っておいた方が対処がスムーズになります。

とはいえ、トラブルを放置したまま帰宅することはほぼない事ですが。

 

そしてこれが大切です。白衣に着替えましょう!

白衣が薬剤師のトレードマークですからね。薬剤師のユニフォームです。

患者対応

新人薬剤師
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ご存じの通り患者さん対応がメインの仕事です。

ほとんどの時間を患者さんへ費やします。

 

患者さんが1人来局すると、堰を切ったように次々と来局されます。

患者さんを待たせないよう素早く

 

処方箋入力

調剤

処方箋監査

投薬

薬歴記入

 

これらの作業を行います。

これら1つ1つがとても奥深い仕事ですが、詳しくはそれぞれ勉強していきます。

今回は簡潔にまとめます。

 

処方箋入力

医療機関から発行された処方箋をレセコンに入力します。

薬剤師は、これをもとに処方箋監査をします。

 

処方箋には二次元バーコードが付いていて、読み込むだけで入力が完了するものもあります。

バーコードが付いていなければ、薬局で全て入力する必要があります。

基本的には医療事務さんが入力してくれますが、薬剤師がすることもあります。

 

調剤

処方箋に記載がある医薬品を準備することを調剤と言います。

錠剤をピックするだけでなく、散剤や水剤の調製や一包化の作業があります。

この段階で処方箋の不備に気が付いたら疑義照会をします。

 

処方箋監査

これが薬剤師の仕事の中でも最も責任のある仕事です。

事務さんが入力してくれた調剤録をもとに処方箋監査をします。

この作業で、処方箋の不備がないか洗い出します。

保険や公費が問題なく使用されているか、医薬品の使い方が問題ないかを監査します。

 

投薬

服薬指導のことですね。

患者さんは、薬剤師の仕事が薬を用意して渡すだけだと思っている人が多いので

ここに至る時間が長ければ怒ってしまう人もいます。

そんな患者さんにどう対応できるかが腕の見せ所です。

 

薬の情報を提供するだけでなく、患者さんの服薬状況など聞き取りもしなければいけません。

患者さんの懐に深く踏み込みすぎないように、どれだけ聞き出せるかですね。

聞き出した内容を薬歴として残します。

 

薬歴記入

患者さんから聞き取った情報や、こちらが伝えた内容を漏れなく記入します。

単なる患者さんの服薬状況の記録だけでなく

問題が起きた際に、こちらがちゃんと服薬指導をしている事の証明にもなる大切な記録です。

自分の身を守ってくれる大切なものなので、しっかり書き上げましょう。

 

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発注

当店では、昼前と夕方に2度医薬品発注を行います。

これが、慣れるまでは非常に難しく重要な仕事です。

 

新人薬剤師
新人薬剤師

私も発注を覚えるのには時間がかかりました。

今まで何度店舗に迷惑をかけてきたことか。

 

発注でミスがあると、不要な在庫を抱えたり、反対に不足してしまったりすることがあります。

その日に処方した薬に関して、すべてデータを遡ります。

データから、どの薬が普段どれだけ処方されているから、どのくらい発注しなければならない

と、計算したうえで医薬品卸に発注をかけます。

たまにしか処方されない薬だと、予約発注する場合もあります。

閉局作業

基本的には開局作業と反対のことをします。 

 

次の日の早番へ申し送りを残す

レセコン、一方化・散剤・水剤・軟膏混合の機械、監査システムの電源を切る

店内の掃除をし、戸締りをして帰宅

 

イレギュラーな事態が起きればこの限りではありませんが、基本この流れです。

 

遅番の人は、次の日の早番に申し送りを残す必要があります。

トラブルがあった場合、当日の早番は何があったか知っておいた方が対処がスムーズになります。

とはいえ、トラブルを放置したまま帰宅することはほぼない事ですが。

 

新人薬剤師
新人薬剤師

最初のうちは基本の仕事を覚えるのにも苦労しました。

どんどん仕事を覚えて店舗に貢献していきたいものです。

空き時間で勉強しよう

我々新人薬剤師はまだまだ知らないことがたくさんあります。

僕が初めて購入したこれらの書籍がとても分かりやすかったので共有します。

 

どの薬がどのような使われ方をしているのか

どんな使い分けがされているのか

ちゃんと理解しておくことで薬剤師としてのレベルが間違いなく上がります。

 

保険を使って仕事をしている我々は

保険調剤に関して理解しておかなければ、調剤報酬を正確に請求できません。

理解を深めておく必要があります。

まとめ

今回は、薬局薬剤師の1日のスケジュールについて勉強しました。

開局→患者対応→発注→閉局

基本的にはこの流れで1日が過ぎていきます。

 

また、空いた時間を少しだけでも勉強に充ててみましょう。

頼られる薬剤師に1歩前進するはずです。

 

では、今回はここまでです。皆さんお疲れさまでした。

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