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目標設定の大切さとその方法が分かるよ!
こんにちは!
今回は目標を設定することの重要性について解説していきます。
薬剤師国家試験を受験する皆さんにとって、国家試験の合格が最大の目標だと思います。
しかし、そこに至るまでの中間地点にも目標を設定してみませんか?
中間目標設定をすることで効率よく目的地へ達することが出来るようになります。
例えば、東京から大阪へ車で行こうとします。
神奈川、静岡、愛知、三重、奈良を経由して向かうのが最もストレートな手段です。
しかし、埼玉や岐阜、滋賀など余計な地域を経由すれば、その分だけ到着が遅れてしまいます。
通過点に明確な中間目標があれば、それだけ効率が良いのが分かっていただけると思います。
確かに勉強は旅行とは違います。
しかし、効率よく目的地へ達するという意味では同じ考えが出来ます。
ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。
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目標設定
先述した通り、目標設定することで効率よく勉強できるようになります。
何故かというと、自分が目標達成のために何をするべきなのかが分かるからです。
何をすべきかが分かっているのと分かっていないのでは勉強効率が全然違います。
闇雲に勉強していては、する必要のない勉強をしてしまうことがあります。
しかしやるべき事が明確だと、必要な勉強をしっかり選んでやることが出来ます。
国家試験までの限られた時間で、膨大な量の範囲を抑えなければいけません。
自分にとって必要な勉強を選択出来れば、より早くより多くの範囲を抑えることが出来ます。
メリットしかない目標設定ですが、正しく設定しなければ機能しません。
これからその説明をしていきます。
最終目標
皆さんの最終目標は言うまでもなく国家試験の合格ですよね。
ここは全員一致で国試の合格でなければ話が進められなくなってしまいます。
何故いきなり最終目標から書いたかというと、逆算をしてほしいからです。
最終目標から逆算して、自分がどう進めば目的地へ到達できるのかを考えましょう。
この考え方は、国家試験だけでなく今後の人生全てで通用する考え方です。
目標から逆算する、という考え方は必ず身に着けておきましょう。
最終目標から、そこに至るまでのプロセスを計算します。
そこに至るまでに、長期、中期、短期で目標を設定しましょう。
長期目標
長期目標には、模試や卒業試験の成績や合否を設定しましょう。
模試や卒試で高得点を採れる実力が付いていれば、高確率で国試にも合格できます。
何も最初の模試から、いきなり225点越えを目指す必要はありません。
とはいえ前回前々回の自分を越えられるよう努力はしたいですね。
また、模試だと順位も分かるので、相対評価になりつつある国試においてかなり役立ちますよね。
個人的には、最後の模試で200点以上採れるレベルになっていたいと思っていました。
卒試は大学によって難易度がばらけてしまいますが、安心して合格できるレベルが欲しいですね。
僕は友人をライバルにして、
彼らに勝つために何点採ろう!って考えてたよ!
模試や卒試の目標点数を決めたら、そのレベルに達するために勉強しなければいけません。
どうやって勉強を進めていくか。中期目標を立てていきましょう。
中期目標
中期目標には、1か月単位でどこまで勉強を進めるかを設定しましょう。
模試で採りたい点数をある程度決めたら、そのために必要な学力がある程度わかると思います。
その学力に達するには、何をどの程度勉強しなければいけないか。それを目標に設定するのです。
過去問を何周しよう。
この範囲とあの範囲は完璧に仕上げよう。
苦手だった分野で足を引っ張らない程度にレベルを上げよう。
こんな感じで1か月でどの程度レベルを上げるか目標を設定するのです。
模試で高得点を採るにはこの考え方をする必要があります。
僕は月末になるたびに1か月の目標を設定しなおしていたよ。
そして、中期目標が設定出来たら、今度はこの目標に達するためにどうするべきか考えましょう。
1か月間どう勉強するか。これが肝です。
短期目標
短期目標には、毎日どれだけ勉強するかを設定しましょう。
日々、設定した量の勉強をこなす事で成功体験を重ねていきましょう。
1か月後の目標を決めたら、毎日どれだけ勉強すれば到達できるか逆算できるでしょう。
そして、その目標を毎日こなしていくのです。
僕は日々こなす過去問の問題数を設定していたよ!
そして毎日修正しながら目標に近づいて行ったんだ。
自分が決めた勉強を毎日確実にこなしていけば、成功体験の蓄積から大きな自信に繋がります。
毎月毎日自分を見直して、自分が何を勉強するべきか常に考えておきましょう。
注意点
目標を設定して、それをこなしていく事で効率よく勉強できます。
それだけではなく、大きな自信をつけることにもつながります。
とはいえ、目標設定するうえで気を付けなければいけないことがあります。
無理な目標設定
目標の見直しをしない
目標達成できない自分を責める
これらは絶対にやってはいけません。逆効果になってしまいます。
無理な目標設定
最初から無理な目標を設定してはいけません。
目標達成できない自分を責めたり、無理に達成しようとして体を壊したりしかねません。
自分が出来る範囲で目標を設定しましょう。
余裕をもって日々を送ることが出来るででょう。
目標の見直しをしない
自分の目標は常に見直すようにしましょう。
最終目標から遠のいてしまう考え方をしてしまっていることがあります。
1教科の知識を蓄えることに夢中になりすぎて、全体のバランスを損なうなどの罠があります。
常に目標を見直して、向かう先が間違っていないか確認するようにしましょう。
目標達成できない自分を責める
目標達成できない自分を責めることはやめましょう。
責めたところで何も解決しないばかりか、メンタルがやられて勉強どころではなくなります。
長期間に渡る勉強を支えるのは健康とメンタルです。
出来なくても仕方ない、と時には自分を許してあげることも大切です。
次は目標を達成できるように、設定しなおしましょう。
まとめ
今回は、目標設定することの重要さと方法を解説しました。
最終目標を設定して、さらにそれに向けて中間目標を設定しましょう。
長期、中期、短期での目標を設定することで、ゴールへの見通しが良くなります。
長期、中期、短期目標に関して、それぞれ具体的に説明しました。
とはいえ、今回挙げたのは1例です。ぜひ自分に合った目標設定を実行してください。
自分に合った目標設定をすることでストレスを最小限に抑えながら勉強することが出来ます。
では、今回はここまでです。皆さんお疲れさまでした。
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