【薬剤師国家試験対策】自分を客観視できない人は合格もできない

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先輩薬剤師
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自分を客観視することがいかに重要か分かるよ!

 

こんにちは!

今回は自分を客観視することがいかに重要なことか解説していきます。

皆さんは自分の現状を客観視したことがありますか?

多くの人が自分の能力を客観視したことがないのではないでしょうか。

こと勉強に関しては、点数くらいしか気にしないのではないですか?

 

自分を客観視できない人は効率よく勉強なんてできません。

ドツボにハマれば国家試験に合格できなくなる可能性すらあると思っています。

  

なので今回は、自分を客観視することがいかに重要かを解説します。

客観視するべきポイントごとにお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでいってください。

 

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各教科ごとに、どこが苦手でどこが得意か

得手不得手を教科ごと、さらにその分野ごとに割り出しましょう。

そうすれば今後どこに力を入れて勉強していけば良いかが明確になります。

 

物理は得意だけど薬理は苦手

生物は得意だけど化学は苦手

 

こんな感じで、教科ごとの得意不得意は明確になっているかもしれません。

しかし、各教科の苦手分野まで明確にしている人は少ないのではないでしょうか。

 

皆さんご存じの通り、国家試験の出題科目は9教科あります。

そして相対評価とはいえ、345問出題されたうちの225点以上取ることが目安になっています。

しかし、ただ225点採れば良いわけではなく、教科ごとに一定以上の点数を稼ぐ必要があります。

国家試験においては、突き抜けた1教科よりも、バランスの良い9教科の方が評価されます。

 

要するに、各教科ごとに武器になる分野を用意しなければいけないということです。

そうでなければ、大げさに言うと、足を引っ張る1教科で必須が足切りになるかもしれません。

さらに言うと、突き抜けた1教科があったとしても、国試においては大きな武器にはなりません。

得点源にはなるでしょうが、合格に足る点数は稼げません。

 

したがって、得意不得意を教科毎に分けるだけでなく、その分野ごとでも分ける必要があります。

各教科の中に1つでも武器が作れれば、合格への距離が短くなります。

なので皆さん、自分がどの教科のどの分野が得意か不得意か客観視するようにしましょう。

暗記することが得意か、理解することが得意か

暗記と理解のバランスが勉強を効率よく進めるための1つのポイントです。

このバランスが崩れると勉強しかける時間がかなり変わります。

 

僕は以前から、勉強を暗記だけか理解だけかに頼ってはいけないとお伝えしています。

勉強とは、暗記と理解のバランスを取りながら進めていくものだからです。

とはいえ、人によって暗記が得意な人、理解が得意な人と別れるでしょう。

なので自分に合ったバランスを見つけて、そのバランスを保ちながら勉強する必要があります。

 

暗記か理解かの片方しかしていないのなら、あなたの努力はまだ全体の50%です。

もしもあなたのタイプが暗記2:理解8だとしたら、20%しか努力していない可能性すらあります。

 

両方のスタイルで勉強をやってみないことには、自分がどちら派なのか分かりません。

僕は昔は自分のことを完全に暗記型の人間だと思っていました。

しかし、国試に向けて理解する努力をし始めてから理解型の人間だったことに気が付きました。

もし皆さんがまだ片方の型でしか勉強したことがないなら、試してみてください。

そして、自分がどちらに何割くらい傾いているか客観視して、バランスよく勉強しましょう。

 

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どの程度のスピードで勉強を進められるか

自分がどの程度のスピードで勉強を進められるか把握しましょう。

そうすればより具体的に勉強のスケジュールが建てられます。

 

人によって勉強を進められるスピードに差があります。

一を聞いて百を知るような天才がいれば、一を知るのに時間がかかる人もいます。

後者が前者の真似をしても時間が無駄になるだけです。

前者が余裕をかましていたら勉強時間が足りなくなることがあります。

 

先輩薬剤師
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友人は天才の真似をしようとして失敗していたよ

 

スピードを他人に合わせようとして失敗していくケースをたくさん見てきました。

例えば食事のスピードについて考えてみてください。

早い誰かのスピードに合わせて食べてら苦しくなりませんか?

それと同じで、誰かのスピードに合わせて勉強しても脳が苦しんでしまいます。

そんなのは非効率の極みですね。

 

他人と比べても仕方がないので、周りに合わせるよりも自分のペースを知りましょう。

自分のスピードで走れる距離を目測して、目標や計画を立ててください。

また自分のスピードが分かっていなければ、無理な目標設定をしてしまう可能性があります。

無理があるな目標設定をしていると、体調や精神を壊してしまうことがあるのです。

そんなことになっては試験どころではなくなってしまうので注意しましょう。

自分が集中して勉強出来る時間がどの程度か

自分がどの程度集中して勉強できるか把握しましょう。

そうすればより具体的に勉強のスケジュールが建てられます。

 

人が集中できる時間には限界があります。

その限界を超えて勉強しようとしても、疲れて身が入りません。

後々まで疲れを残して、むしろ非効率的になってしまうでしょう。

 

疲れが残って集中できなくなる。

でもノルマはこなしたいから無理にこなす。

無理にこなしたから身についていない。

身につかなかったからよりハードなノルマを己に課す。

 

こんな負のスパイラルにハマって失敗していった人たちを何人も見ています。

多少甘いかなと思うノルマだったとしても、集中力が続く範囲で計画を立てましょう。

こんなことを繰り返していたら理解できるはずのことも頭に入りません。

 

限りある試験対策の時間です。出来るだけ集中して実りある勉強時間にしたい所です。

集中している時間に見聞きしたものは忘れにくいですからね。

そのためには自分が集中して勉強できる時間がどの程度なのか、客観視しておく必要があります。

集中力を把握したうえで立てた計画は、あなたにとって効率がいいものになっているはずです。

 

集中の合間に友人と情報交換したり、甘いものでも食べてリセットしたり

集中していない時にも出来ることはあるので、それも自分なりのスタイルを構築してみましょう。

まとめ

今回は、自分を客観視することがいかに重要かをポイントごとに解説しました。

 

各教科ごとに、どこが苦手でどこが得意か

暗記することが得意か、理解することが得意か

どの程度のスピードで勉強を進められるか

自分が集中して勉強出来る時間がどの程度か

 

これらの4点は常に客観視しておく必要があると感じていることです。

この4点は、自分が成長していけばどんどん更新されていきます。

常に客観視し続けて、国家試験まで最速で駆け抜けてください。

 

では、今回はここまでです。皆さんお疲れさまでした。

 

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