【薬剤師国家試験対策】完璧にならなくても国家試験は合格できる

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先輩薬剤師
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完璧にならなくても国試に合格できる理由が分かるよ。

 

こんにちは!

今回は完璧にならなくても国家試験は合格できるというテーマでお話していきます。

 

皆さんは完璧にならなくても国家試験に合格できるという事実を知っていますか?

馬鹿にするな!それくらい知っている!という声が聞こえてきそうですが、本当にそうでしょうか。

真に理解しているなら、不正解に嘆いたり、無知に落胆したりはしないのではないでしょうか。

実力の及ばないことを認識することは大事ですが、一喜一憂する必要はないはずです。

以前に以下の記事でも言及していますが、余計な精神の落ち込みが命取りになることがあります。

 

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とはいえ落ち込むなと言われたからといって簡単に「はい分かりました。」とは言えないですよね。

これから皆さんの不安を少しでも解消できるよう、当前のことを再認識していただこうと思います。

むしろ完璧にこだわらない方が良いとすら思えるかもしれませんよ。

よければ最後までお付き合いください。

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日本で最も成績が良い学生でも国家試験で345点採ることは難しい

皆さんは日本で最も成績が良い学生さんが国試を受けたら345点採れると思いますか?

僕は日本1の学生さんでも345点を採るのは難しいと考えています。

何故難しいと考えているかを説明しましょう。

 

僕の先輩が国試模試で日本1の成績を収めていましたが、それでも本番では310点だったからです。

別の代の日本1の方も又聞きではありますが知ったところ、300点でした。

もちろんとてつもない快挙だと思います。ただし345点には及ばないですよね。

僕はどちらとも会話をしたことがありますが、6年間努力し続けた天才型の人間だと感じました。

凡人である我々が完璧を目指しても6年間ではたどり着けないかもしれないですね。

 

先輩薬剤師
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僕が自信満々で104回国家試験に挑んだ結果は250点でした。

完璧には程遠いね。

それでも試験に合格して薬剤師をやっています。

完璧にこだわるのはむしろ非効率的

国家試験の勉強をする時は完璧を目指すのと合格ラインを目指すのとどちらが効率的でしょうか。

どちらが、と聞いておいて申し訳ありません。実はどちらも非効率的です。

真ん中を狙いましょう。完璧ではないものの合格ラインは余裕で超えるレベルの実力です。

でも最初はそのラインすら目指さなくても大丈夫です。毎日少しずつ力を付けていけば大丈夫です。

 

これまで何度もお伝えしているように、薬剤師国家試験の範囲は非常に膨大です。

その膨大な範囲の知識を余すことなく手にしようとすると、莫大な時間が必要なのは自明ですよね。

考えてみてください。

 

薬ゼミや学校の先生ですら担当の教科毎に分かれていませんか。

試験範囲の内容ですら世の中で判明されていないことがありますせんか。

 

人生をかけて薬学を修めている人達でも専門毎に分かれており、判明されていない事すらあります。

たかが数年学んだ程度の我々が完璧になれるわけがないですよね。

 

先輩薬剤師
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某予備校の講師が参考書を見ながら内容を確認していたことがあったんだ。

その時に完璧を目指す必要がないことを悟ったよ。

 

完璧を目指すことが非効率的な理由はそれだけではありません。

国試の範囲は非常に膨大ですが、国試は単純な合計点の競い合いではありません。

科目ごとに決められた配分で出題され、かつ足切りが存在します。

勉強にかけられる時間にも限りがあります。

そのため幅広くそして適量の知識を効率よく蓄えていく必要があるのです。

つまりある程度の理解度や知識量で見切りをつける勇気と技術が必要だということです。

この勇気と技術に関しては以下のまとめ記事からクリアできると信じています。

 

まとめ記事

 【薬剤師国家試験対策】過去問関連記事まとめ!!【やっぱり過去問が最強】

 

上記の2点から、完璧を目指すことが却って非効率だとご理解いただけたでしょうか。

個人的には国試を乗り越えて一薬剤師になってからなら、ぜひ完璧を目指していただきたいです。

完璧にこだわると疲れる

皆さんは完璧を目指していますか?完璧にこだわる疲れてしまいませんか?

僕は以前は完璧主義者でしたが、期末試験のたびに疲れ切っていました。

どれだけ勉強しようが穴があるから終わらなかったです。

そうなると身体も精神もぼろぼろですよね。

 

僕は完璧にこだわるべき点と、見逃いしても良い点を見極める目を養う努力をしました。

具体的にはたくさんの問題演習と模試による力試しです。

僕はこの繰り返しで、完璧な精度ではないものの、見極める目を養えたと思っています。

そして繰り返した問題演習と模試から、完璧を求めないメンタルと自信を手に入れました。

その後は精神的に疲れてしまうようなことはなくなったと思います。

 

出来ることに目を向けることで自信をもって本番に臨める 。僕はそう思っています。

240点採れるポテンシャルがあるけど、自信がなくて不安な人

225点しか採れないけど、自信をもって試験に臨める人

極論ですが僕は後者の方が可能性を感じますし、幸せだと思いませんか。

 

先輩薬剤師
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国家試験の1年くらい死ぬ気で勉強しろよっていう人がたまにいるよね。

僕から言わせたら、その1年だって幸せでいたほうが良いに決まってるよ。

まとめ

今回のまとめです。

完璧でなくても国試に合格できる理由と、完璧にこだわらない方が良い理由をお伝えしました。

 

日本で最も成績が良い学生でも国家試験で345点採ることは難しい

完璧にこだわるのはむしろ非効率的

完璧にこだわると疲れる

 

ただし完璧を追求しなければいけない時も必ずあります。

極端な話、数学で点数採りたいけど1+1を理解する気はありません。なんて通用しないですからね。

将来自分の子供が高校受験をしますって時が来たとしましょう。

全ての問いに完璧な解答は望まなくとも、1+1の足し算くらいは完璧に出来てほしくないですか?

要は基本的なところは理解しましょうという事です。

理解すべき点と、見逃しても良い点を見極められるよう問題演習に励んでください。

 

では、今回はここまでです。皆さんお疲れさまでした。

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